Google Calendarから取得した、複数の「予定あり」情報を1件のデータにまとめます。
自動ループ処理とデータ操作のために分割した5件の「予定あり」情報を、再度まとめて通知用に加工します。Interator(イテレーター)という反復機能が分割したデータを、Text Aggregator(アグリゲーター)というモジュールによって再構成していきます。
ポイントは、アグリゲーターによるデータの編集と日付関数による整形です。
以下ワークフローの「4/4(100%)」は自動化され、人の手を介しません。
システムは配列をバンドル(包み)に分解する
システムはバンドルの内容を1つずつ取得する
システムは内容に含まれる日付を整形する
システムは整形された内容をすべてまとめる
Google Calendar(Google Workspace)
分割データをまとめて、サマリーを作成することができます。
例えば、日付でグループ化して、詳細データの一部を抜き出したレポートを作成することが考えられます。もしくは、キーワードにヒットしたデータを一定文字数分(例:100文字)切り出して、簡易レポートすることも可能です。
異なるアプリ間でデータを受け渡す、バッチ処理の自動化が考えられます。
データ仕様、もしくはAPI仕様が異なる、複数のアプリ間でのデータ加工・整形にイテレーター、データストア、アグリゲーターを活用できます。
この方法を応用すると、新システムへのデータ移管の自動化が可能です。また、直接アクセスされたくないシステムへのデータ受け渡しや整形を担うこともできます。
現在はWebhookをトリガーとしますが、Integromat 2.0以降、シナリオへのAPI接続も可能になる予定です。